弐寺絵まとめ6

2005/07/05
『PHOTONGENIC』を聞きながら、ガサガサと描き描き。
traces女神に曲を付けるとしたら『PHOTONGENIC』みたいなのが良いな~と妄想してます。良い曲ですよね。美曲!


2005/06/24
とある場面を想定して、きっとこんな顔をするんだろうなと妄想して。
きっと、哀しそうな、困ったような、ちょっと怒ったような顔をするんだと思う。


2005/05/09
「ジェノ兄、卵ちょーだい」
ある日の事、ギガデリックは唐突に頼んできた。
「卵? 何のー?」
「普通のだってば! 食べるヤツ!」
「ああ、生卵ね~。ホリックに持って来てもらえるけど…。ギガ君、生卵好きだったんだ?」
「ちげーよ。生卵はキライ! 卵焼き作んの」
「卵焼き~?」
ジェノサイドは微妙な顔つきで首を傾げた。
お腹が空いたのだろうか。いや、違う。食べたいだけなら、作ってと言ってくるはず。あまり考えたくは無いが、この気紛れ少年は卵焼きが作りたいらしい。
一応、念のため、尋ねてみる。
「・・・作りたいの?」
「うん」
即答だった。
「いきなり…どうしたの? 料理するだなんて、初めてでしょ~?」
「んー。研究員のおねーさんが、すっげぇ美味しい卵焼き作ってくれたから、オレも作りたくなった。焼けたら、ジェノ兄に食べてもらいてーの!」
にんまりと笑顔を見せて言うものだから、不安という気持ちよりも嬉しさの方が上回った。
「そう。解ったよ。卵いくつ欲しいのー?」
「・・・30個くらい?」
「それ、食べきれないよ…。・・・2個ね」
卵焼きは本当に初歩的な料理。焦がしさえしなければ、変な物にはならない。
「作り方は、解ってるよね~?」
「おう。さっき、エレクトロんとこ行って、教えてもらった。アイツ、ぼーっとしてるクセに、何でも知ってんのな」
「・・・ギガ君、あそこは上位の研究員以外は、立ち入り禁止なんだけどね~」
ジェノサイドは苦笑いを浮かべた。
ホリックに生卵を持って来てもらうと、ギガデリックは大喜びで自室に戻って行った。
 
二時間後、ギガデリックは再び元気良く部屋に入って来た。
「できたぜ、ジェノ兄! 食べろよー!」
「どれどれ~?」
意気揚々とデスクの上に置かれたお皿の上には、見事に綺麗に焼けた卵焼きが乗っていた。野菜と思われる赤や緑の粒が混ざっている。
「すごーい、ギガ君、上手だね~!」
「だろ? うまいのいっぱい入れたから、きっとうまいぜ!」
ギガデリックにフォークを手渡されて、ジェノサイドは卵焼きを食べてみた。
ごく普通の卵焼き・・・じゃなかった。
「・・・ギ・ギガ君…、この赤いのは…?」
ニンジンだと思われた赤い粒は、苺の角切りだった。
「この緑色のって、まさか…」
グリーンピースだと思われた緑の粒は、青リンゴ味のガムだった。
噛むとシャクシャク鳴るのは、おそらく砕いたポテトチップスだろう。恐ろしい事に、チョコチップまでもが混ざっている。
「おいしい…よな?」
「え…。う・うん…」
脅迫にも思える万遍の笑顔で問われ、混沌とした味を噛み締めながらジェノサイドは小さく頷いた。
「ねぇ、味見…した?」
「アジミって、何だ?」
「・・・ギガ君、他の人には作っちゃダメだからね…」
「あ? 何で? …んー、ま、ジェノ兄以外に作ってやりたいヤツなんていねーし?」
その言葉は、正直、とっても嬉しくて。
だけど、でも。
天国と地獄を一度に見るとは、この事なのだろうか。
純粋なのだろうけれど、無知とは罪だと思う。悪意が無いのは、一番にタチが悪いと思う。
 
ほんの気紛れで作られたその卵焼きは、ジェノサイドに一時的な卵焼き恐怖症を引き起こしたという。
 
 
 
終わる


2005/05/09
呪われてそうな子だなと、ふと思った。


2005/05/05
traces女神。tracesの魔王も女神も、同一人物だと思いたい。
…で、その魔王と女神が入れ代わる瞬間は、とっても美しいんじゃないかと思う。


2005/03/15
エグゼです。言わなきゃ解からん痛い産物!(言っても解りにくい)


2005/03/05
Horizonの末妹。


2005/02/28
自他共に認める翼好きは私です(爆)
ミニマちゃん好きなんだよ! 知名度低いケド!


2005/02/17
居眠りジェノサイド


2005/02/14
独創絵。というか、趣味絵とも言う。


2005/01/11
たまにはシリアスに描いてみる。
初めて『gigadelic』をプレイした時は、こんなイメージだった気がする。
カッコイイというよりも、恐ェ~と思った。
今ではすっかり、良い感じに可愛い少年に見えてますが(えー…)
ヘッドフォンは描き忘れたのではなく、描くの苦手だから描かなかったんです(オイ)


2005/01/03

← 作品一覧に戻る