MS#2擬人化

あろう事か、MENDESとステキな部下たちが擬人化されて遊ばれてます。
擬人化嫌いな方や、イメージを壊されたくない方は見ない方がオススメです。責任は持ちません。


●概要
MENDESをリーダーとし、5体で編成された軍寺のボス。
メンデスだけは、人工物として創られ、生まれながらにラスボスとしての運命を背負い、厳しい教育を受けて育った。
他の4体は、メンデスの盾として改造された存在で、一緒に生活し、まだ見ぬメンデスを護るようにと育てられた。
基本的に、みんなメンデスが大好き。


ただ、ひと言、妄想全開です。

☆MS#2関係の設定メモ(仮段階かもしれない)
 
●生体兵器
生きてる兵器の事。中には普通の細胞の他に金属系の細胞(ナノマシンっぽい)も持ち、その細胞を装甲や武器として使う者もいる。
この兵器は、人間に従順になるように操作されている事が多い。
神通力や魔力などの超能力を使う神魔系生体兵器、完全に人工的に造られた人造系生体兵器、動植物を特殊改造した改造系生体兵器の種類があり、メンデスの直属の部下である動物改造種は、改造系生体兵器に分類される。
メンデスは、神魔系と人造系を組み合わせた生体兵器だが、公文書上では人造系生体兵器とされている。裏では、ウサギの改造系生体兵器も含まれているのではないかと囁かれているが、真相は不明。
 
●装甲形成線
メンデスと、イカロスと、ドゥーイの身体に画かれてる線のコト。
金属系の細胞を増殖・形成する為の目印のようなもので、戦闘時には装甲や武器になる。
この部分を損傷すると、上手く形成できなくなるらしいので、かなり重要。
爪や角に似たようなモノで、時間はかかるが再生可能。
レオンと鉄針には無い。
 
●ワンモアナンバーズ
すごーく強い生体兵器に与えられる称号。
特に変わり者が多く、本部でも完全に制御でできない者たちばかり。
現段階で本部に残って従事しているのは冥のみで、本部からの信頼も厚い。
冥は、ワンモアの中でも特殊な位置にあり、一声かければ全ワンモアが集合する程だとか。
ワンモアには必ず直属の部下が1人以上配備されている。部下たちからは総帥だとか大将だとかボスだとか、さまざまに呼ばれている事が多く、ワンモアと呼ぶのは主に本部の者。
特に優秀なワンモアは特殊ワンモアと呼ばれ、直属の部下を4人持ち、最高位の権限(本部の上層幹部と同じ扱い)を与えられている。
現在、特殊ワンモアの称号を持っているのは、嘆きの樹とメンデスのみ。
 
●本部
573。
メンデスや冥などのワンモアが所属する場所であり、命令や情報はここから来る。
命令は絶対であり、逆らえば存在そのものすらも消されてしまうんだとか。
傘下に『TOOL』という生体兵器開発施設などもある。
 
●冥
神魔系生体兵器。黒の疾風の異名を持つ。
非常に強力な能力を持っているワンモアであり、不老不死で美しい容姿をしているため、女神として崇める者もいるらしい。
人当たりが良く、優しくも厳しい性格から、他のワンモアや部下からも慕われている。
本部からメンデスの教育係になるよう命令を受け、メンデスがワンモアになった後は目付役になった。
メンデスが唯一逆らえない相手。
 
●ハデス
冥の血と細胞から造られた、神魔系生体兵器。冥王の名を持つ、パラノイアシリーズのひとり。
生まれたときから、強力な力を備えるも、最終的にはメンデスに及ばなかった。
元々、冥に良く似た美少年であったが、メンデスにどうしても勝ちたいという強い念から、銀髪を剃り、耳を切り落とし、全身に魔力を高める刺青を入れた。
メンデスに、姉である冥と、特殊ワンモアの座を奪われたとして、怨んでいる。
 
●うさぎ
メンデスの前では禁句。
また、これを連想させるような言葉も危険。

5人について

メンデス(MENDES)
種族:ヒューマノイド(人工物)
身長:ちょっと高め
性格:完璧主義・冷酷(部下と仲良くなるにつれて、丸くなってきた)
好き:甘い物
特徴:???
一人称:私
 
☆ワンモアシリーズのひとり。
戦闘能力はかなり高めだが、戦闘の殆どは4人の部下任せ。有事の時に真っ先に戦場へ向かって、敵を殲滅してくる。敵からは未確認の魔神機と呼ばれている。
自分はワンモアに選ばれた者だと思っていて、実は造られた存在である事は知らない。同時に造られたハデスがいるが、お互いに存在を知らない。
 
イカロスが、すぐ何処かへ飛び去ってしまうので、話した事があまりない。
水産物が、いつも変な掛け声を発しているのをウザイと思っている。
レオンの体型が逞しいのがちょっと許せない。羨ましくても羨ましいとは言わない。
鉄針(テッシ)が精神的に受け付けられないので近づけない。
そんな個性あふれるステキな仲間と供に生活している内に、段々と性格が丸くなってきた。それが良い事なのか悪い事なのか、判別できないでいる。
世間知らずな所も少々あり、その事に触れられると、紅潮する顔を隠す為に飛行形態に変形する。酷い時にはそのまま彼方へ飛び去る。
飛行形態に変形する瞬間は無防備で、その時につつかれると躯がおかしくなる。
童顔だとかウサギだとか言われて傷ついた。
定期的に本部のラボに戻って、身体のメンテナンスをしてもらっている。その帰りは、身体はスッキリしているのに、頭痛がしているので機嫌が悪い。
何となく、周りと自分が違う存在である事に気づいているものの、よく解らないし何だか不安なので、言い出せないでいる。
ウサギだと思われたくないので、ニンジン嫌いのふりをしている。
義理の姉である冥は、唯一逆らえない相手。


イカロス(ICARUS)
元種族:イーグル(改造もの)
身長:ちょっと低め
性格:冷静(時々、意味不明)
好き:急降下
特徴:夜目が利かない
一人称:わたし
 
☆戦場で、蒼い魔鳥と呼ばれている、天空の覇者。
その蒼い影を見た次の瞬間には、自分の首の無い身体を目撃する事になる…という、瞬殺っぷりらしい。
戦闘機の騒音が大嫌いで、発見するとすぐに撃墜する。
10km先の文庫本も読めるくらい視力が良いが、夜目が効かないので夜間戦闘は出られない。
 
「堕ちればいいのに…」
が、口ぐせで場を凍らせる感じ。
高速で空を飛び回り、光粒子状の翼で相手を切り裂く戦闘をメインとしている。主翼以外は単独ごとに飛ばして遠隔操作が可能。
朱雀と仲が悪い。ライバル意識全開で、飛行競争する。
会う前からメンデスの話を聞いて好意を寄せていたが、出逢ってからは本気で一目惚れ。普段は、ぼや~っとしているような雰囲気で、温和でおしとやか。しかし、メンデスの事になると、激情を見せる事もある。
遥か上空から落下するのが趣味。
鉄針と仲が良く、あまり会話はしないものの、意思の疎通が出来る。
腑抜けなドゥーイでなく、クラーケンのドゥーイの強さの方を評価している。
気遣いが良く、世話を焼いてくれるレオンは良き相談相手。
時々、小悪魔に豹変するらしい。


ドゥーイ(Do It!! Do It!!)
元種族:クラーケン(改造もの)
身長:とても高い
性格:素直(単純馬鹿とも言う)
好き:海水浴
特徴:浴びた水質によって性格が変わる
(例:水道水→愚鈍/蒸留水→純朴/海水→凶暴)
一人称:ドゥーイ/俺
 
☆戦場で、海の悪魔と呼ばれている、大海の魔物。
水中ではもの凄い速さで、あらゆる攻撃を躱し、艦艇を沈める。
海中の戦闘時、クラーケンの姿に戻って人を食べているという噂もあるが、確証は無い。
幼い頃、セイレーンに歌を教わったらしい。
 
イカロスには「イカ野郎」、メンデスには「水産物」、鉄針(テッシ)には「スルメちゃん」の愛称で罵られている。
見かけに反して言動が異常で、変な掛け声を発したり踊り始めたりするので、マトモな会話は殆どできない。
時々「キュッ、キュリッ、キュルキュラ~」と甲高い変な鳴き声も出すが、実は誰もがうっとりするくらいの、かなりの美声の歌声の持ち主だという噂もある。
水中戦が得意で高速で泳ぎ回れる。攻撃重視型の速攻戦タイプで、持久力に欠け防御も脆い。肺呼吸よりもエラ呼吸の方が楽らしい。
水を浴びている時は言動がマトモで会話も可能なので、大事な話をする時は水桶に入れられる。
カーディナルゲートの門番である玄武とは海水浴仲間で、よく泳ぎに出かけて親睦を深めている。
メンデスがすぐ怖い顔をして怒るのでカルシウム不足なのかと思い、ホタテの殻を渡したら「こんなものが食えるか」と、余計に怒られた。
鉄針に弄られるのが日常茶飯事。
時々、墨を吐く。
地上に居る時や肌が乾燥している時は、ほぼ酸欠状態に近いので、頭が悪い。
ヘモシアニンとヘモグロビンの両方を持っているので、紫色の血をしている。


レオン(Four Pieces Of Heaven)
元種族:ライオン(改造もの)
身長:高い
性格:律儀(一番マトモな人)
好き:肉
特徴:喉を撫でるとゴロゴロいう
一人称:自分
 
☆戦場で、破壊の猛獣と呼ばれている、百獣の王。
主に肉弾戦を好み、複数相手でも問題なく、野生の勘で相手の動きを読む。
礼儀を重んじており、戦闘の前後には必ず相手に一礼をする。
 
律儀で礼儀正しい格闘家。実力も高く、メンデスからの信頼も厚い。四人の中で一番の常識人。
瞑想や修行で己を磨く事が趣味だが、ドゥーイがいつも煩いので、なかなか集中できない。しかし、これも試練の一環だと思っている。
肉弾戦が得意で、多彩な格闘技を習得。大柄だが、俊敏に動ける。サイコキネシスも使えるが、「男は己の肉体で戦うべき」と能力を使わずにいる。
まだ若い(見た目が)メンデスが本当に自分の上に立つ者として相応しいのか確かめる為、戦いを挑んだ事がある。…本気でボコボコにされた。メンデスを「若」と呼ぶようになる。
女の子のイカロスが戦う事を心配している。「・・・私は戦う為に生まれたから…」の返答に、増々心配になってしまったが、彼女が大空を光速で舞い踊るように戦っている姿を見て、少し安心した。
カーディナルゲートの門番である、白虎と一騎打ちをして以来、友情が芽生える。
マタタビを食べると、ふにゃ~っとなる。
後になって、メンデスが自分とあまり変わらない年齢だと知って、人生最大のダメージを受けた。
時々、草食動物などを捕らえてくる。


鉄針【テッシ】 本名:スティニード(Steel Needle)
元種族:スコーピオン(改造もの)
身長:低い
性格:ツンデス(対メンデスに事務的ツン態度/笑)
好き:毒薬収集
特徴:血が猛毒
一人称:僕
 
☆戦場で、死神蟲と呼ばれている、闇の密殺者。
体内に流れる血液も他者からすれば猛毒で、刺し違えてでも相手を殺せという命令を受けて育てられた。
血の毒効力は、その時の状態や環境、相手の体調などにより、様々に変化するので特効薬が無い。血に触れただけでも効果がある。
仲間の近くでは怪我をしないように心がけているらしい。
 
四人の中で最年少。
料理が得意で、一流のプロ並み。みんなの炊事担当。しかし、掃除は大嫌い。
あらゆる種類の毒を体内に所持し、それらを鋏や角、尾で相手に注入する戦闘スタイル。小柄な身体とかなりの敏速さで相手の死角に回り込む。毒を塗った鉄の針や短剣で攻撃する事も。相手が毒に苦しむ様を見るのが好き。
新しい毒や薬の開発が趣味。自分に毒を入れても全く効かないので、ドゥーイやレオンを勝手に実験台に使う(かなり濃度を薄めて使用)
自分たちの存在理由がメンデスに依存しているので、メンデスに対して、あまり好感を持っていないような態度。人をからかったり、小馬鹿にする性格だが、実は誰よりも仲間思い。
イカロスは親友、レオンは兄、ドゥーイはペットという感覚で接している。
戦闘ではイカロスと相性が良く、この二人を組ませると、かなり戦績を上げるらしい。お互いにそれを解っていて、戦場に出る時は行動を共にする事が多い。
海水に浸かって凶暴なクラーケンに戻った時のドゥーイは大嫌い。
本当の性別をレオンに知られてしまい、それ以来レオンには何でも話せる仲。
本名はスティニード。

お話

☆メンデスに会う前の4人の、ちょっとしたお話

2008/04/19

「・・・メンデス様って…どんな人かな…」
呟くような小さな声で、イカロスが言った。ふわりと宙を舞い、音も無く地上につま先を着ける。
荒れ果てた地上には、見覚えた仲間たちの姿と、もう魂の入っていない入れ物ばかりが覆っていた。
「さぁね。まだ会った事も無い奴が僕たちの上司だなんて、馬鹿みたいな話だよ。本当にそんな奴を護らなきゃいけないだなんてさ」
赤い髪を揺らし、明らかに呆れた様子で、鉄針が言葉を吐く。先ほどの戦闘で気が立っているのか、蠍の尻尾を高く挙げたまま揺らした。
その鉄針の肩を軽く叩くレオン。
「邪険にするでない。とても大事な御方なのだろうからな」
そう言いながら、返り血の付いた身体を払う。しかし、乾いた血は大して拭えそうも無く、湯が浴びたいと独り言を言った。
イカロスは、すぐ近くの、僅かに赤く濁った湖の前で身を屈めた。
「・・・イカ野郎、まだ…?」
その声に、慌てて水面からひょこりと、ドゥーイが顔を出す。
「水の中から逃げようとしたの、全部追撃してきた」
「・・・遅い…」
「お腹空いたから、魚獲ってた」
特に悪びれる訳でもなく、仲間皆に魚を投げて渡す。
「ちょっとぉ、スルメちゃん。そんな湖の魚なんか食べたら、お腹壊すよ!」
鉄針が、魚を投げて返す。その様子にイカロスとレオンも納得して、魚を湖に帰す事にした。帰した所で、この湖で魚が生きていける環境かどうかまでは、解らないけれど。
「腹も空いた事だ。早く帰ろう。飯は基地にもあるから、ここで獲らなくてもいいだろう」
レオンがドゥーイを湖から引っ張り上げて言う。
ドゥーイも同感して、頷いた。
「メンデスさま、男の人」
「誰から聞いたんだ?」
ドゥーイの話に、レオンは目を丸めた。イカロスも興味があるらしく、真剣な眼差しを送る。
「昨日、隣の部屋で話し声した。今日の戦闘、内緒で様子見に来るって」
「スルメちゃん、そういう大事な事は先に言ってよね! 僕、手抜きして戦っちゃったよ」
鉄針が、ドゥーイの頭を小突く。
「どぅ~…」
「いつも本気で戦わない鉄針が、悪いぞ」
レオンは鉄針とドゥーイの間に入る。
「今日の戦闘を見に来て下さったと言う事は、もうすぐ御会いできるかもな」
そっとイカロスの方を見て、レオンは笑顔を浮かべた。
「・・・うん…」
イカロスは目を細めて微笑んだ。


☆4人に会う前のメンデスの、ちょっとしたお話
…メンデスの義理の姉である冥が出てます(笑)

2008/04/21

 何十枚も束ねられた書類に目を通すのも飽きてきた頃、部屋に見慣れた者が入ってきた。
「冥姉さん」
「あなたも戦闘に出るようになるのね。早いものだわ」
義理の姉は、しみじみとした様子でこちらを見る。
「メンデス、ひとつだけ言っておくわ。覚えてらっしゃい」
「何?」
「仲間を失った勝利は、虚しい事である…と」
「…」
「ラボでは、部下を犠牲にしてまで生き残る事を優先するべきと言っているけれど…。それでは駄目なのよ」
「何がいけないんだ? 冥姉さんは生き残れただろう」
「私がスクスカを失った時の事、覚えているでしょう? …スクスカは優秀だったわ。最期まで、私に尽くしてくれた。私にとっては、大事な部下だった…」
義姉の部下の事は少し知っている。禍々しい化け物のような姿ではあったが、能力も高く、義姉にとても従順だった。
「冥姉さんが、何故そんなにスクスカを大事に思うのか、解らないな。部下を失ったら、新しい部下が配属される。・・・部下なんて、捨て駒みたいなものだろう? そんなに執着するなんて…」
「そうね。あなたには、まだ解らないでしょうね。でも、失ってからでは遅いのよ。これは執着ではないわ。『信頼』というものを知りなさい」
義姉は、そっと頭を撫でてきた。大人しく撫でられるのも気が引けて、すぐ首を振る。
「私、もう子供扱いされる歳では…」
「ふふ。私は歳をとれない身体だけれど、何年経っても貴方の義姉よ。素直に撫でさせて」
義姉は少し意地悪く笑った。
「部下と共に居られる時間を、大事にしなさい。あなたも、きっと解るはずだから。…そして、生きなさい。あなたは部下と一緒に生き残るの。約束しなさい。解った? 約束を破ったら、許さないわよ」
「はい…」
義姉の言う事の真意は理解出来なかったが、痛いくらい真剣な様子が、印象に残った。
「そうそう、メンデス。あなた、身体のメンテナンスにをしに、時々ここに戻ってくるんでしょう? その時には、あなたの部下の話を聞かせてちょうだい。楽しみにしているわ」
そう笑顔を残して、義姉は部屋を出て行った。
ふいに、義姉が部下を失った時の事を思い出す。
誰にも負けないくらい強くて気丈な義姉が、血なまぐさい凄惨な姿の部下を抱いて、周りの目も気にせずに泣いていた。義姉自身だって酷く傷ついた身体であったのに、そんな事すら忘れたかのように。
あんな義姉を見たのは、生まれて初めてだった。
あの時、どこか他人事のように居合わせてただけの自分が、いつか義姉と同じ思いになるとは思えなかった。
あの日以来、義姉は新しい部下の配属を断ってきた。
私の部下はスクスカだけだから、と。
理解出来ない事を無理に理解しようとするのは、無駄な事だと思う。
自分の部下と、まだ会った事は無い。書類に書かれたデータか、話に聞くだけで、顔も知らない。
時が経てば、少しは義姉の言った事が解るだろうか。
 
数日後、部下の戦闘を見に行くように、指令が出た。
理由など無いはずなのに、自分は微かに心待ちにしていたのかもしれない。
珍しく心が逸るのを感じた。


メンデス様とステキな仲間たち1

2008/04/30

初日から内心ヒヤヒヤ。
メンデスはラスボスとして生まれたので、態度デカいですが、実はとっても繊細でナイーブなのです。そして、自分にマイナスな事があると、口が悪くなります。
鉄針は、ちょっと自己中で悪戯好きで、もの凄くマイペースなだけです(笑)


ちょっと暗いお話

2008/05/13

ありきたりな話っぽいけど、何か、こんなイメージなのですが。
ラスボスは複雑な気分なのです。多分。
我が家のメンデスは、本部の命令で戦闘してます。
しかも、攻撃力がアレなので殆ど単独戦闘。仲間が居ると、かえって邪魔になるという。
 
 
もう兎にしか見えない。


メンデス様とステキな仲間たち2

2008/06/01

レオンはとても真面目で真剣な人なので、本気でメンデスに付いて良いのか、メンデスの能力で判断しようとしている模様。
男は拳で語るべし(笑)
レオンは、想像していたよりもメンデスが若くて小柄だった事に、冷静に仰天(笑)
 
うずしおは、漫画描くのがかなり遅い上に、あまり上手くないという最悪な状態でございます。
もっと速い描写力が欲しいわ~。マジで。
 
 
やっぱり兎にしか見えない。


☆蠍の独り言

2008/07/31

名前はメンデスちゃんだって。
大規模戦闘を、独りで制圧。しかも、たった十数分で。ワンモアナンバーズのトップクラスの冥様が、手塩にかけて育てたって・・・そんな本部の裏話も風の便りに聞いていた。
でも、冥様の弟って、ハデスって名前だったような気がする。聞き違いかな。…ま、いっか。
よっぽど強い人だから、どんな厳つい大男が来るのかと思っていたら…。
来たのは、レオンちゃんよりも小さい優男、この人、ほんとに強いの?ってくらい。
でも、まぁ…偉そうな態度は人一倍だね。上に立つ人の威厳…と言うよりは、征圧するための威嚇って雰囲気。ツンケンだよ。
スルメちゃんは何も考えてないから一方的にメンデスちゃんに懐いたみたいだけど、レオンちゃんは納得できなかったみたいで、戦いを申し込んでた。やっぱりレオンちゃんが負けたけど。見た目と違って強いみたい。
イカロスちゃんは、じっとメンデスちゃん見てるだけだし…。
皆で楽しく話してると、メンデスちゃんは不思議そうな顔をして寂寞な態度で見てくる。そんな顔しないで、話に入ってくればいいのに。いまいち、はっきりしない人だね。
肉料理は好きじゃないみたいで、あまり食べなかったな。もしかして魚派?
次は魚料理作ってみよっと。
・・・でも、メンデスちゃんが来た所為で、これからもっと難しい戦闘に出るように本部から司令が来るんだろうな…。
もし…大事な仲間が死んだら、大泣きして、きっとメンデスちゃんの所為にしちゃうかも。メンデスちゃんって、笑った顔してくれないから、きっと冷たい人かもしれない…。部下の気持ちなんて気にしてなさそう。
メンデスちゃんって、何考えてるのかなぁ…。


☆冥がメンデスと初めて対話した日

2008/08/18

大勢の人たちが行き交う広い待合室。時々、呼び出しのアナウンスが流れていた。
その待合室の端の長椅子に腰をかけて、冥は目を閉じて静かに待っていた。
今日は、ワンモアナンバーズの候補の子供と初めて会う日。ワンモアナンバーズは、大群を率いる総司令官に就く場合もあり、自分自身が最終兵器でもある。
そんな重役を育てる難役に、冥は選ばれた。
冥自身も、HS軍のワンモアであり、その実力は他の追従を許さない程。今は任期を終えているものの、本部の命令により時には戦闘に出ていた。
小さいながらも強力な気配を感じて、冥は目を開ける。
その目線の先には、大人に手を繋がれてこちらに歩いてくる、幼い子供の姿があった。
幼い子供の担当者は、長椅子に子供を座らせると、冥の前で一礼した。
冥は立ち上がって、軽く挨拶をする。
「健康そうな子ね。強い力を感じるわ」
「はい、間違いなくTR軍のワンモアになれる可能性のある兵器です。現在、コードレベル6と認定されました」
「こんなに幼い頃から、コードレベル6? それは凄いわ。絶対に私と同じに12になれるわね」
「いえ、実は…冥様の弟と同期に作られています」
「え? ハデスと?」
冥は、信じられなくて、幼い子供の方へ目を向けた。
自分の弟とは年齢が違いすぎる。
「幼児期に不備による不具合がありまして…成長が一時停止していました。今は成長は再開しています」
「そう、見た目程子供ではないという事ね」
「申し上げにくいのですが…冥様の弟の方が、現段階では実力は上です。コードレベル7と認定されています」
「まぁ、驚いたわ。・・・でも、選ばれなかったのね…」
「ええ、残念ながら…。今後の成長を考えると・・・。一応、別部隊のワンモアにするという検討もされています」
「実力こそ全てだもの、仕方ないわ。この子は私に任せなさい。後でこの子の資料を送って。戦闘も、部下への指揮の執り方も、しっかり叩き込んであげるわ」
「宜しくお願いします」
担当者が一礼をして待合室を去った後、まだ幼い兵器の方に振り返ると、「いつまで待たせる気だ?」と言わんばかりの不満げな顔が見える。
冥は足早に近寄り、脚をぶらぶらと揺らしながら座っている、その小さい身体に目線の高さを合わせるように、身を屈ませた。
「待たせてごめんなさいね。私は冥よ。今日から、あなたの世話をするわ、よろしくね」
そう言って微笑んでみるが、気を張った横目でじっと見詰め返されただけだった。
気を許さないのは警戒心が強い証拠。警戒心の強い兵器は、良い兵器に育つ事も知っている。
しかし、敵でもない相手に警戒心があるのは困る。
「あなたの名前、教えてくれる?」
「…メンデス」
その名前が、自分の弟の名前に似ていて、少しだけ心が痛んだ。
「メンデスね」
にっこりと笑顔で名前を呼ぶと、少しはこちらに興味を持ってくれたらしく、正面を向いて頷いた。
興味といえば…担当者が連れて来た時から、冥は気になっていた事があった。
このメンデスという子、白銀色の緩いウェーブヘアなのだが、その頭から生えている兎の耳に良く似たそれが何なのか気になって仕方が無かった。
そっと頭を撫でながら、軽くそれに触れてみる。
「あなた、これは…?」
「さわるな」
もの凄く嫌そうな顔をして、手を払われた。
「そう、それは触られたくないのね。ごめんね、もう触らないから」
これ以上追求しても嫌われるだけだと判断した冥は、手を引っ込める。
もう少し、仲良くなったら教えてくれるかもしれない。
大人しく手を引いた冥に、メンデスは可愛気の無い表情で口を開いた。
「名前はメンデスなのに、時々『ヘイキ』と呼ばれる。『ヘイキ』って、何だ? お前、知ってるか?」
「それは・・・。あなた以外の子供も沢山いるわ。時々呼び間違えられているだけよ。気にしないで」
とっさに思いついた返事をしてしまった。
この子は、自分がどういう存在なのか、教育はされていなかったのだろう。
兵器として育てるか、人として育てるか、それはとても重要な選択だった。
人として育てて、戦う事に疑問を抱いてしまえば、兵器としては使い物にならなくなる。
兵器として育てて、戦う事しか知らずに任期を終えたら、人として生きてはいけなくなる。
どちらが良い選択であるか、それを見極めて、いずれは決めなければいけない。
それが、この子の人生を大きく左右する。
どちらにせよ、コードレベル12にまで実力が伸びなければ、廃棄処分されるだけ。この一番最悪の事態にだけはさせられない。
何よりも、まず第一に・・・。
随分と自由奔放に育ってきたようだから、まず基本的な教育の一歩。
「先に言うのを忘れていたわ。私の事は『お前』ではなく、『冥姉さん』と呼びなさい」
一変して、冥は笑顔は見せずに、少し低く大きな声で、命令するように言った。
メンデスはムッとした表情を見せたが、ここでそれを通させてはいけない。
「それと、目上の人には敬語を使いなさい。いいわね?」
さっきよりも、厳しい目付きで強く言うと、メンデスは目を丸くした。
「え…あ…」
「返事をしなさい」
「う・・・はい…。…めいね…さん」
「良い子ね。教育しがいがあるわ」
冥は満足して、メンデスの小さい手を引いて長椅子から立たせる。
メンデスの頭にある兎の耳に良く似たそれが、力無く横に垂れているのが気になりつつ、冥は幼い最終兵器を自分の部屋へ連れ帰った。
 
—————
★後に、「冥姉さんの教育は信じられないくらい厳しかった」と、メンデスは語るという・・・(笑)


☆冥姉さんと、義弟メンデスと、実弟ハデス

2009/03/31

黒の疾風と異名を持つ冥は、非常に強力なワンモアだった。
本部は冥をも超える存在を得る為に、冥の力を持つ者を生み出す事にした。
純粋なる系統として、冥の神通力の源となる血と細胞から、ハデスを。
冥の神通力を高圧エネルギー粒子に変換し、それを注入した細胞から、メンデスを。
 
将来の、強力な特殊ワンモア候補として同時に生まれた2人は、会う事無く、互いの存在も解らないよう、育てられる事となった。
ワンモアに選ばれるのは、どちらか1人だけだったから。
 
どちらがワンモアに選ばれるのか、本部の者も冥自身も予測がつかなかった。
生まれたばかりの時点で、ハデスは恐ろしいほどの力を備えていた。
物心つく前から、その能力は目覚ましい成長を始めた。
一方、メンデスの方は、神通力を使える状態ではなかった。
冥の力を持っているはずではあったが、本能的に神通力を使う事を拒否していた。半ば試験的に創られた、生体兵器としての身体が災いしたらしかった。
冥の力と細胞との相性が悪かったのだと、メンデス製作側のチームは判断した。
それでも、十分な強さを備えた生体兵器のはずであった。
 
もし、生体兵器が、神通力も使えるようになれたら。
それは、今までのワンモアを容易く超えるのではないだろうか、と。
そして、本部上層部は冥をメンデスの教育係とし、いずれは神通力も扱えるよう訓練するようにと命じた。
科学的に創られた存在に、正反対とも言える神通力を扱わせる事が、どんなに心身ともに負担となるか…この時には、誰にも解らなかった。
 
時が経ち、ハデスは、他のワンモアに劣らないほどの実力を付けた。
メンデスは、一時期、成長が止まるという不具合が出たが、ハデスと並ぶ力を持った。
けれど、どちらも冥の能力を超えるにまでは至らなかった。
どちらを時期ワンモアにするか、上層部は協議に明け暮れていた。
 
とある日、ハデスは、いつも留守がちな実姉の冥に、日々の寂しさから、言いつけを破って後を追った。
冥の行った先には、メンデスが居た。
冥は、メンデスをとても可愛がっているらしかった。
それから、メンデスが時期ワンモアであると、ハデスはどこからか噂で聞いた。
姉とワンモアの地位を、メンデスに奪われたのだと知った途端、ハデスはメンデスに対して、憎悪が生まれた…。
 
やがてメンデスは、特殊ワンモアに任命され、部下を持ち、時に全軍の指揮を執る事も任されるようになった。
自分は、他の者よりも優れた人間だと思っていた。
しかし、見ず知らずのハデスからの恨みに満ちた襲来を受け、自分の事を聞かされた。
他の人間と違うのは当たり前。創られた存在なのだから。
その事を知ったメンデスは、半狂乱状態になった。
それは同時に、冥の黒の神通力に目覚めの切っ掛けに。
黒の神通力を持ったメンデスは、冥の能力を遥かに超えていた。
その力は、側近の部下にまで、影響を与えた。
 
しかし…、本人の意思を超えた力は、無差別に近い破壊しかできなかった。
危険を感じた本部上層部は、メンデスを解任し、『TOOL』の施設に眠らせる事を決定した。
 
—————
 
★一応、こういう筋書きが決まってる。
暫定的な大まか概要ってコトで。書くに至らないけど(苦笑)
『TOOL』ってのは小説で書いているエレクトロが管理する施設であり、そのシステムそのものの事です。


☆クラーケンの事。

2009/10/26

昔の飼い主の言葉
 
海より、ずっとずっと狭い水槽。
始めは、狭くて嫌だったけど、慣れてきた。
慣れてきたころに、身体の形が変わるようになった。
大きな手術って言ってた。
 
「これ、ドゥーイの身体違う…。これ、人間と同じ?」
「そうだよ。メンデス様に仕える身なのだから、その姿でいなさい」
「メンデスさま? 誰?」
「お前が護るべき、大事な人だよ」
「大事…。ご主人さまより大事、いない」
「いいや、私よりも、大事な人なんだよ。私は、お前を育てるだけの者でしかないのだから」
「…わからない…」
「いつか解れば、それでいい」
 
「強くなりなさい。その姿である事が、お前にとっては足枷にしかならないが、その姿でいれば、クラーケンとして狙われる事は無いだろうから」
「どうして…?」
「クラーケンは、希少種なんだよ。もう…どこを探してもいない。クラーケンにとって、この星の海は、狭すぎたんだろうよ」
「海…は、クラーケン、いる」
「そう…であったら、いいのだけどね…」
精一杯の無理をした笑顔のご主人さまは、そう言った後、頭を撫でてくれた。
それから、ずっと、ご主人さまと会ってない。
他の人に、ご主人さまがどこ行ったか訊いても、誰も教えてくれなかった。
 
今は、メンデスさまがいる。
ご主人さまと全然違う。わがまま、すぐ怒る、ちょっと怖い人。
でも、ご主人さまと、同じ所があった。
ドゥーイがクラーケンの姿に戻っても、怖がらなかった。
そして、心配してくれた。
この時、解った。もう、クラーケンはドゥーイしかいない事。
でも、信じられないから、海中戦闘で敵と戦った日は、戦闘が終わったとき、仲間を呼ぶために深海で泳ぎまわって鳴いた。
何回呼んでも、何日呼んでも、呼応がなかった。
だけど、どうしてか、寂しくなかった。
ドゥーイの帰る所は、海じゃなくて、メンデスさまのいる基地なんだと思う。
鉄針も、レオンも、イカロスも、きっと同じ。
だから、どんなに傷だらけになっても、帰ってくる。
ドゥーイと同じ。
メンデスさまを、護りに帰ってくる。

私服メンデス

2008/05/22

私服がこんなんだったらいいなぁ…と(笑)
思いっきりうずしおの趣味ですね、ムフー!
個人的に、メンデス様は青系が似合いそうな感じがするので、赤と黒でなくて、青と黒の配色にしてみた(笑)
あの装甲のまんまでも良いんだけど、普通に街へ出かけられねぇよなぁと思って、私服なんて考えてみた。
休戦日は、普通に生活してるといいな! いつか、イカロスとデートするが良いよ。っていうか、しろ!(笑)
 
うずしお的には、やはり装甲フル装備姿の方が好きですけど(笑)
 
頭の装甲がそのままなのは、ウサ耳を隠す為(笑)


W擬人化イカロス

2008/06/16

蒼い天使が遊びにきました。 まきしゃさま宅にお住まいの、擬人化イカロスの烏賊たんが、我が家に遊びに来ました(笑)
 
久しぶりに、気合いも愛情もMAX300で描けました。それほど、魅力的な子でしたよ!
描いてる最中、ずっと顔ニヤけてたんでしょうね、顔の筋肉が少し痛いです(笑)
人様の擬人化キャラを描かせて頂いたのは、初めてだったので、緊張しまくりでしたが、描き終えた時の達成感は、大きかったです。
 
まきしゃさま、有り難うございました~♥


檻・・・

2008/08/24






謎の浴室事件

2009/03/31

基地内で風呂に入りに行った者が、稀に行方不明になったり、意識不明の重体になったりすることがあるらしい。
意識が戻った者に何があったのか尋ねても、「怖い。言ったら殺される」としか返答が無く、自我崩壊寸前の状態。
更に、兎に対して異常なまでの恐怖を示すように…。
真相がつかめず、軍内は緊迫した雰囲気に包まれ、謎の行方不明と重体事件は、軍内に潜むスパイの仕業ではないのかと、囁かれた。
しかたなく、軍の上層部のMS#2部隊に動いてもらおうとしたが、その部隊長である総帥は、全く話を聞き入れなかった。
その後、間を置かずして総帥専用に浴室が増設され、それ以後は、謎の浴室事件は起きなかったという。
・・・・・とかいう話(笑)
 
見た者は口封じにボコった。
笑った者はこの世から消した。
 
—————
 
王様の耳はロバの耳というか、総帥様の耳は…以下略(笑)


黒覚醒メンデス

2009/04/30

黒譜面のメンデス。
強く在ることが制作者の願いであり、造られた理由。
けれど…。
そんな事は知らなかった。
自分は特別な人間。
ずっと、そう思っていた。
真実を知った時、何もかも信じられなくなった。
 
強さに身を任せて、大事なものすら忘れて。
破壊本能に目覚めて、護るものすら失って。
 
神の領域に届いた力は、制作者にとって最高の作品となった。
しかし、それは思うままに制御できればの話。
手に余る兵器は、処分される…。
・・・そんな最後。
 
—————
 
MENDESの黒譜面怖いよな。


2006/12/10

冥姉さん。
曲の美しさはもちろん、譜面の美しさもある。
きっと美人なんだろうと直感した。
うずしおは美人に描けないけど!!(ギリィッ)


2009/07/01

冥姉さん、リベンジで描いた。
 
四季折々の時の流れから、運命の輪廻から、魂ごと離れた。
不老不死。それは、無限に続く孤独だという。
だからこそ、一瞬でも大切に生きる事を心に決めた。
一瞬の思い出すらも、永遠にできる、唯一の存在。
 
我が家の冥姉さんは不老不死なのです。


「ち、違う! これは付け耳だ!! 触るな!!」

2008/05/02

自分の耳を見られて取り乱すメンデス様。
…うずしおは、初めて見た時、そのロボの形状の美しさに見とれ、曲の美しさに聞き惚れました。ああ、ラスボスは機神のようだ…と、うっとり。
しかし、よく見ると、ウサ耳にしか見えなかった。
ラスボスがウサギかよ! 可愛いな! 耳引っ張りてェな! と思った。
今までのロボの中で一番にプリティ&ビューティ。
あの容姿と強さで、ウサ耳だなんて魅力的すぎる…。


2008/05/09

クラーケンって…。
とりあえず、気色悪い化け物だと思うよ。
でも、こう…、海の生物って、神秘的でグロテスクで、何だか妖艶だったり、儚い感じだったり、色々なイメージがありますよね。
・・・未知生物だからこそ、ワクワクしてしまうワケですが。
でも、うずしおは、こーゆー人とはあまりお友達になりたくないなぁ…(笑)
 
—————
 
どうでもいい細かい設定まであります。
気になる人だけ読んで下され。
 
クラーケンはその強さに相反して希少種で、その価値は他の海洋生物たちと比べ物にならない程。
しかし、コイツは大きな獲物を狩るのが下手で、他のクラーケンよりも身体が小さく身体も弱かった。そこで、セイレーンにお願いして歌を教わり、その歌声で船員を惑わせ船を沈没させて人を食べていた。そのお陰で、他のクラーケンと並ぶくらいに強くなれた。
その後、ラボに捕われ、その時に暴れて左目を負傷。ラボ側では、隻眼では戦闘に不向きとされて、海に返されるはずだったが、他にクラーケンが発見されず、結局は返されなかった。その後、世界中を探索されたがクラーケンの発見報告は無い。
セイレーンの歌声は今でも健在だが、餌に貧困している訳ではないので、自ら歌うことは無い。頼まれたとしても、聴く者に影響を与えない数小節くらいしか歌わない。ちなみに歌詞は無く、発声の旋律で、人の声に酷似しているが、波長は全く違う。


女の子でもアリだな…と、思った。

2008/09/28

どう見てもあのロボはウサ耳にしか見えない(笑)


2009/01/04

イカ女。ボインちゃんだといい(笑)


裏に置いてた絵。
 
 
 
 
 
うさぎちゃんって、こんなだよな(酷い偏見)

← 作品一覧に戻る