四天王のひとり・その2
ロリっこ朱雀。
…萌、自己生産していいですか。
うずしおの中では、四天王の中で朱雀のポジションは元気っ娘です。
元気っ娘だけど、本気になると焔を纏う鳳凰の姿に戻ります。鳳凰の姿が本来の姿。
その美しさは、いっそ残酷なくらいで。
それはそれは美しい鳳凰だった。
人々は、まるで紅玉のような凰(鳳凰の雌を言う)だと讃えた。
しかし、美しきは捕われるもの。
強欲な人間は、その絶世たる美しい凰を捕らえた。
捕われた凰は、特に逃げようとはせず、温和しく人間を見ていた。
なぜなら、その凰は、人間が好きだった。
花を美しいと謳い、動物を愛し、星に祈り、天を敬愛する、その精神が好きだった。
しかし、自分を取り巻くのは、先を競うかのような略奪合い。
自分をめぐる、人間たちの愚行。
何故、人間はこんな事をするのだろうか。
このままではいけないと判断した凰は、ある夜に逃げ出した。
人間たちは、血眼になって探し続けた。何年も、何年も…。
そのあまりの必死さが哀れに思えて、凰は人間の所へ戻ってみた。
再び始まる、汚行にも似た、愚行の数々。
同じ過ちを繰り返すばかり。
自分が存在しているから、こんな事が起きてしまうのだろうか。
それならば。
凰は決意し、再び天へと舞った。
そして、深い湖の底へと消えていった。
気が付けば、ひな鳥の姿で。
嘆きの樹というちょっと恐そうな神に仕える者として生まれ変わっていた。
朱雀…という名前と、人間の姿に化ける能力をくれた。
好きであった人間の姿をもらって、少し切ないような、嬉しいような、そんな気分だった。
大好きな、友達ができた。
お姉さんのように、優しく静かな青龍。
本当は大きな大きな身体だけど、いつも小さな亀に化けている物知り玄武。
ついつい喧嘩してしまうけれど、本当は仲良くしてみたい白虎。
かつては、独りだった自分に、多くのものをくれた嘆きの樹には感謝している。
生まれ変わってからは、毎日が楽しく幸せ。
たまに開かれる『翼の会』という有翼神だけが集まるお茶会(ヴォールトオブヘヴンの女神が始めた)を、すごく楽しみにしている。
嘆きの樹に刃向かう者は許さない。
疾風が如く天空を舞い、紅蓮の焔で浄化する。…が、時々、嘆きの樹まで燃やしてしまう。
嘆きの樹の連中が、A様にパシられたりイジメられたりしていても、仲良く遊んでいるようにしか見えていない。
・・・順番的に、次回は玄武の予定。
新緑霧矢さまから、『ワタシのイチバン☆バトン』頂きました~!
Q1:アニメと言えば?
●アニメ…観て無いなぁ…。
Q2:コミックといえば?
●最近、コミックすら読んでないなぁ…(汗)
Q3:声優といえば?
●高木渉。
Q4:Q3の方といえば?
●ヴァルガーヴ、チータス、げん太。
Q5:曲といえば?
●『traces』。大神の曲も好き。
Q6:ゲームといえば??
●FF4、大神。…感動しますね。
Q7:ラジオといえば?
●聞かない。
Q8:サイトといえば?
●公式なら、大神のサイトがオススメ。
Q9:雑誌といえば?
●アルカディアすら買ってないな…。基本的に雑誌は読まない。
Q10:前の人のQ11といえば?
問い「貴方の(貴女の)心意気を一言で表現して下さい。」
答え「生きろ!!」
Q11:次の人に聞きたい質問は?
●「貴方のトキメキ☆な性格のキャラは?」
Q12:次に回す人5人
●寿々ちゃんにピンポイントで(笑)