天翔ける光の龍
仕事帰り、雷天気だった…。
車を運転しながら帰りながら、何度も雷光の筋を見て「綺麗だな…」なんて思ってた。
怖いけど、もっと見たいという、不思議な感覚。これが神鳴り。
交通も渋滞気味で、のろのろと進んでいたら…。
凄まじい閃光と、バパァン!という轟音。
次の瞬間には、10メートルも離れて無い電柱の頭の辺りに火花が散った。
・・・うへぇ~、落ちたよ。こんな至近距離で…!!
不思議と、凍てつくような寒気に似た微かな痺れが全身に広がり、鼓動が速くなった。
ほう…、これが、恐怖に身が竦むというヤツだな…なんて妙に醒めた脳が考えた。
雷のエネルギー量って、すごいんだろうなぁ。
うずしおの悪すぎる頭も、雷に打たれれば、少しは良くなる…かも?(笑)