日常記録やゲームの感想とか、創作や二次創作の絵や妄想を好き勝手に綴っていく、独り言の日記。
 


しばらく日記更新お休み


 

日常の雑記 - 日記

白い壁。点滴の雫。金色の西日。
静かに穏やかに時間は過ぎる。
 
命は強いと言う人がいる。
命は儚いと言う人がいる。
 
結局、どちらでもない。言いたいように言えばいい。
命が強いか儚いかなんて、どうでもよくなった。
 
筋の浮き上がった首
肉の厚みの無い指
弱々しい笑顔
 
病室で会ったあの人は、記憶の中の姿と全く別の姿だった。
あんなに痩せていただろうか。
あんなに力の無い声だっただろうか。
 
ひと桁の確率の命
ひと桁の年月の命
 
「もう、悔いはない」
その一言が、どんなに重かったことか。
 
終わろうとする身体の中には
家族や親戚への優しい思いやりでいっぱいだった
 
 
 
・・・泣かないように…なんて、無理だった。