日常記録やゲームの感想とか、創作や二次創作の絵や妄想を好き勝手に綴っていく、独り言の日記。
 

やっぱり好きだよ

日記 - 日常の雑記

弐寺 永久少年 Ⅸ籠Ⅸ籠ちゃん可愛いな。
リハビリがてらにサクっと楽描き。大好きだよ、うん。
好きを我慢する必要ねぇよな。自分に素直に生きようぜ。
迷うことなんて無いし、周りのことなんて気にする必要ない…ってね、そう思いたい。
 
んで、同じく久しぶりにクローン隊のほのぼの話を作品に追加。題材が夏モノだから季節外れもいいとこだけど、書いておきたかった!


クローン隊のほのぼの話。
夏の風物詩…だよね。


「だああああああッ!!」
 叫び声と共に、部屋の蛍光灯が灯される。大声を上げた鎖は舌打ちして、明るくなった部屋を見回す。
「絶対ぇに…許さねぇ…ッ」
 と、威嚇するように低い声で呟く。
「…あいつ…」
 ベッドから体を起こしたⅨ籠は周囲を凝視しながら対象を探すも見つけられず、ギリギリと歯を噛みしめた。
 2時間ほどで、これを何度繰り返したことか。
 
 それは、暑くなりかけた季節に現れ始める。
 昼間は刺され血を吸われても気づかないくらいなのに、どうしてか就寝の時には嫌でも羽音が気になって落ち着かなくなる。ましてや耳元の近くで羽音が止まろうものなら、その後にチクリとした痛みが起きるのではないかと想像して眠気など吹き飛んでしまう。
 止まったであろう場所にばちんと掌を叩きつけ、静寂に安堵するのも束の間、ぷぅんと甲高い羽音が再び耳に入ってくる。
 小さな害虫への苛立ちは果てしなく大きい。
 
「おい、クロウ! お前の【SHADOW】でなんとかしろ!」
「できるんだったら、とっくにやってる! こんな小さいヤツに使うのは力の制御が難しいんだ」
 Ⅸ籠は頭をわしゃわしゃと掻きながら、鎖を睨みつけた。
「すんません。俺は眠いんで、寝ます」
 苛立って興奮する2人を他所に、刺斬は何事も無いかのように微動だにせず、目を閉じたまま呟く。
「こんな状況で寝れるってのか!? ウソだろ!? さ、刺斬? おい刺斬!?」
 鎖の呼びかけも空しく、刺斬の意識は深い所へと向かっていった。
「くそッ…普段はあれこれ細けぇくせに、こういうことには大雑把かよ!」
 鎖は口の端を引き攣らせながらとⅨ籠へ目を向けた。
「クロウ、俺らでやるしかねぇぞ…」
 両手の拳をばしっと打合せる鎖。その様子は殺意がまざまざと見えていた。
「俺らは、多勢の軍隊相手だって全滅させてきたんだ! こんな虫ケラ1匹に引けを取るわけにはいかねぇ! そうだろ!?」
「鎖ひとりでどうにかしろ。オレは眠いから」
「俺だって寝てぇんだよッ!!」
 熱の入った鎖は、Ⅸ籠に冷めた声色の言葉を返されて一層声を張り上げた。
 誰が見ても分かりやすいほど不機嫌な顔をしているⅨ籠に、鎖は半眼の目を向ける。
「いいのか? 朝になって、かゆ~いってなるんだぜ? ほっぺにかわいい赤丸が付くかもしれねぇぞ?」
「……殺そう」
 Ⅸ籠から、すっと表情が消えた。鎖の拙い煽り言葉でも、効果はあったようだった。Ⅸ籠は獣のような鋭い目付きで壁を見据えると一瞬にして刀を投げつけた。ごずっと音と共に、刀の切っ先が壁に突き刺さる。しかし惜しい所で仕留め損ねる。
「逃がすかよッ!」
 鎖が逃げ先であろう壁に拳を叩きつけるも、その風圧で敵は難を逃れる。鈍い音に続いて部屋が揺れ、棚の上に置いてあった本がバランスを崩して滑り落ちる。その着地点には、刺斬の頭があった。
「んがっ」
 鼻の奥から変な声を出して刺斬が飛び起きた。
「何やってんスか…」
 刺斬は壁に刺さった刀と、鎖の正拳突きで空いた穴を見て、真顔になった。
「刺斬、起きたか! アイツを始末しねぇと、俺らに明日はねぇんだよ!」
「あと3時間で起床時間っスよ」
「ンなこたぁ分かってんだ!」
「何度も言ってるスけど、部屋破壊すんのは勘弁してください。それにボスは刀を大事に扱わないと…刃毀れします」
「オレに刀を使わせるヤツが悪い」
「ま、そうですね」
 全く悪びれていない鎖とⅨ籠に、刺斬は小さな溜め息をした後ゆっくりと立ち上がった。
 鎖とⅨ籠が見守る十数秒ほどの静けさが過ぎた後、刺斬は目にも留まらぬ速さで何かを掴む。ふぅと息を吐き、握った手を開いてⅨ籠に見せる。その掌には動かなくなった諸悪の根源の姿があった。
「これでよろしいか」
「よくやった、刺斬。褒めてやる」
 ターゲットが始末されたことにⅨ籠は満足した様子で刺斬を見詰める。
 その一方、鎖はあまり納得がいかない様子で刺斬を見ていた。
「いや、できんなら最初からやれよ」
 
 
 
 
 
終わる



永遠の子供

日記 - 日常の雑記

弐寺 永久少年 アーミィアーミィ可愛いなぁって毎日5000回くらい考えてる。
 
一般人相手にはちゃんと普通の子供らしく振舞ってそうだし、子供っぽい表情見せながら相手の事を見極めてそうだし。天才の為せる業だな。聡い子…。


より良い生活

日記 - 日常の雑記

弐寺 永久少年 Ⅸ籠絵を描く頻度がかなり下がってしまったのは、現実世界が充実した生活になってるからだな。
 
私が絵を描く理由はさまざまだけど、そのひとつに現実逃避や妄想空想に耽る為に絵を描いてるってのがあるからだろうね。
現実と向き合うのは大事だと思うけど、創造力も大事よ。
 
 
Ⅸ籠ちゃん可愛いです(結局の着地点)


外の世界

日記 - 日常の雑記

弐寺 永久少年 アーミィ久しぶりに絵描いた気がする。
 
永久少年って本人が望んでなったわけではないんだろうなぁ。
本人たちがどう思っているかは定かじゃないけど、一般世間において長く同じ場所にはいられないだろう。成長しないってバレたら大騒ぎになるだろうし。
そのあたりも含めてアーミィは世界情勢学んでたと思う。「あれ? もしかして自分って普通と違う…」って気づいたはず。
エグゼは不明だけど、アーミィはファミリーネーム無いからラボで造られた可能がかなり高い。そう考えるとアーミィは極度の世間知らずだったはず。自分の知ってた当たり前や常識が覆ってカルチャーショックみたいなの受けただろうな。
アーミィ超頭良さそうだからすごい吸収力で色々覚えていったと思う。
 
うずしおは、アーミィにたっぷり干した布団で寝ると幸せになれるということを教えてあげたい。
 
 
 
今日はやっと髪切りに行けた。
髪が多いからガシガシ髪すいてもらってスッキリした。


レシピの愛情

Ⅸ籠と刺斬のほのぼの話。


 Ⅸ籠は、狭いキッチンに立って料理をしている刺斬の微かな鼻歌を聞きながら、テーブルに肘をついて手持ち無沙汰に読む気の無い本をめくっていた。刺斬の機嫌はとても良さそうで、鼻歌は…多分聞こえてないと思ってるだろうけど、Ⅸ籠にはしっかり聞こえていた。何の歌なのかは知らないが。
 刺斬が食事時に必ず呼びに来るものだから、いちいち呼ばれるのも面白くないので、今日は先に来た。ただ、それだけの理由だった。タバコの匂いが微かに残るこの部屋は、正直言って好きではない。水槽に入った兄たちのいる部屋の方が落ち着くし、居心地がいい。
「ピーマンとパプリカ、どちらにします?」
 刺斬は背中を向けたまま、声をかけてきた。
「どっちでもいい」
 Ⅸ籠は気の無い返事をする。本当に、どうでもよかった。食に興味が無い。肉体維持に必要な栄養なんて薬で摂れば十分なのに、刺斬が部下に配属されてから食事を煩く言われるようになって、やむなく食べるのを付き合っている。その程度だった。それでも、付き合ってやれば刺斬は嬉しそうにする。そんな刺斬を見るのは嫌ではない。
「刺斬は、料理が好きだな」
「はは。そうですね。食べるのも好きですけど、作る方がもっと好きです」
 刺斬が手を止めずに言う。
 知ってる。と、Ⅸ籠は思った。そして作るよりも、鎖が「うまい」と言って喜んで食べるのがもっと好きだということも。
 やがてじゅうじゅうと油の跳ねる音が部屋に響き始めた。
「ボスが今読んでる本、鎖さんが好きな料理が多く載ってるんでよく読むんですけど、ボスは気になるのあります?」
 刺斬に再び声をかけられて、Ⅸ籠は興味なく眺めていた本に焦点を合わせた。暇つぶしに近くにあった適当な本を広げただけで、読みたかったわけではない。
 本は料理のイラストと、手書きの文字で材料と手順が書かれていた。写真を載せるほうが簡単なのに、精巧な描写のイラストと手書き文字にしているあたり、手の込んだ本であることが分かる。本の表紙を見ると「大切な人に作ってあげたい栄養バランスレシピ」と書かれていた。
「その本、他のレシピ本とはちょっと雰囲気が違うんですよ。かなり昔に刷られた本らしいんですけど、体に良さそうなんで俺も気に入ってます」
「ふぅん」
 Ⅸ籠は相槌を打って、ぱらぱらと本のページを送る。刺斬が作ってくれたことのある料理のイラストが所々に見受けられた。気になるものはあるかと言われても、興味の無いものを気にすることなんてできなかった。
「その本に載ってる料理の材料欄に必ず愛情って書いてあるんですが、作り方の手順には入れる工程が書いてないんですよ。本の冒頭には愛情を入れると料理は美味しくなるって書いてあるんですけどね。なのでその本のレシピは成功したことがないんです。気持ちを入れるという事なのは何となく解るんですけど、どう入れたらいいのやら…」
 と、刺斬が半分は独り言のように言った。その声色からは少し残念そうな雰囲気が感じられた。
「…気持ち…?」
 Ⅸ籠は不可解になって本に集中を向けた。確かにどのレシピの材料にも「愛情をたっぷり」と書いてある。
「鎖さんは味が濃いのが好きなんですけど、塩分は控えたほうがいいそうで。戦闘で怪我するのは仕方無いにしても、健康な体でいて欲しいんですよね。もちろん、ボスもですよ。なので、塩を少なくして代わりに酢や出汁粉や香辛料を入れてます。あ、これは鎖さんには内緒で…」
 刺斬はいつも自分の事よりも他人…特に鎖の事を考えている。鎖は煩いしすぐ怒るけど、刺斬にとっては兄弟みたいなものだから、大事に思う気持ちは分からなくはない。
「刺斬がそうやって、鎖のこと考えて作ってるのが、気持ちを入れたってことになるんじゃないか?」
「え?」
 刺斬は手を止めてⅨ籠の方へ振り返った。
「だから鎖はいつも、うまいって言って食べてる。それは成功してるってことだろ?」
「…ははっ、そういうことスか…」
 刺斬は小さく呟いて、ニット帽を深くかぶり直し目を伏せる。
「ボス、教えてくださって、ありがとうございます」
 そう言いながら、刺斬はキッチンの方へ向く。その間際で、刺斬のとても嬉しそうな横顔が見えた。
 料理を再開する刺斬の鼻歌は、少しだけ大きくなっていた。
 
 
 
 
 
終わる