いつか夢見た 心の名残
恨む事勿れ 蔑む事勿れ
そうであったとしても、そうだと言いたくない時もある。
言葉や態度では知り得ない、文字に表せない感情の複雑さと数字で量れない心の繊細さ。
それが「人間らしさ」なんじゃないかな。
恨む事勿れ 蔑む事勿れ
そうであったとしても、そうだと言いたくない時もある。
言葉や態度では知り得ない、文字に表せない感情の複雑さと数字で量れない心の繊細さ。
それが「人間らしさ」なんじゃないかな。
「まだ、そこにいる?」
気付けば失ってた…なんてこと、誰もが経験してるはず。
気が付く前に感じていれば防げたこともあっただろうに。
…それでも。
いなくなって気づいたこと。欠けてしまって感じたこと。それにも意味があり、想いがある。
そうやって人は積み重ねていく。積みあがったものが後悔と罪悪になるか経験と知識になるかは、未来にならないと分からない。
なかない鳥
なけない鳥
最期に誰の名を呼ぶ?
傷口の種は 憎しみ宿る心に根を下ろした
時の流れが死んだ夜 鳥は目を覚ます
過ちも真実も 見えない闇に溶けて消えた
-この秘密は罪なのか?
-この願いは罪なのか?
鏡に映る姿に刃を突き立てる
本当のことを言う勇気なんてなかった
いわない鳥
きかない鳥
最期に誰の名を呼ぶ?
深い憎しみは 復讐の花を咲かせた
月も星も死んだ夜 鳥は飛び立つ
過ちも真実も 消えない影に沈んで消えた
-その憎悪は罰だった?
-その妬みは罰だった?
写し身の姿に刃を突き立てる
本当のことを知る勇気なんてなかった
何も言わないで
あの時には戻れないから
何も訊かないで
あの時とはもう違うから
なかない鳥
なけない鳥
最期に誰の名を呼ぶ?
-ずっと信じていたのに
優しい言葉は永久の呪縛
哀しい言葉は深淵の後悔
存在するのかも分からない神に祈るより、事象操作システムを支配するほうが確実。そう考えた人間がいた時代もあった気がする。
願いの数に際限は無く、理想の高さに上限は無い。
願望は無尽で無辺。そんな欲の深さに底は無い。
嫌いじゃないよ、そういう人間が。
人間は人間が決めたルールすら破る。
己を愚かと嘲り、それでも己の信じた美徳を掲げる。
そういう矛盾したところ、好きだよ。
どんな願いも望むままに好きなだけ叶えるよ。
叶えてくれるかも分からない神たちに媚びて祈るより、簡単だろう?
他の何もかもが追い付けない最高で最良な理想のドラゴンになってあげる。
…だから、こっちにおいで。
・・・そう言った。
手を伸ばせばすぐ届くところにいながら、その概念の本質は遥か遠い何処かにある。
お互いが危険な存在ではないと分かれば、争う必要も無い。
危険ではないと分かっていても、見た目や違いで差別するのは人間の方。
そこまでして何を守るのか。その守るがために争いを起こす理由は?
うずしおは、双子属性が大好きだし、片方が闇属性か病んでるか闇落ちしてると滾るし、お互い殺し合うような仲でも熱いし、仲良しでも心躍るし・・・まあ、とにかく最高だなと改めて噛みしめてる。
同じ遺伝子でも、育て方とか環境で差がでるのすごく興味がある。そういう実験、好きよ。
ちょっと今から2人拉致ってくるわ(どこへ)
あの子はいつも鬱で自分も誰かも嫌いで他人を妬んでるし周りばかり見てる。
あの子はいつも陽気で好きなこと楽しいことをやっていて他人に関心が無い。
そんな性格が入れ代わり立ち代わり。
自分を守るために何重にも重ねてきた結果がコレだよ!
人に合わせるのは得意だよ。だから本当の自分を他人に見せないんだろ?
誰にも見せない自分が本当の自分ってことだよね。それって存在してないのと同じじゃないか?
本当の自分って何だろうなぁ…って思ったこと無い?
外殻ばかり強くなっても仕方ないってことも知ってる。
でも、人生って、演技みたいなものでしょ?
・・・たまに変なこと考えるのはいつもの癖だな。核心的な部分には触れない、真ん中の無いドーナツと同じだよ。
でも人間は考える生き物だからいいの。答えを求めてるわけじゃない。
ドーナツ食いてぇしミルクティー飲みてぇよ。
ところで、アルデバランって名前、めちゃくちゃかっこよくない?
意味は「あとに従うもの」で和名は「あと星」らしい。
牡牛座の身としては放っておけない星だわ。
星の名前ってかっこいいの多いよね。
人間の天敵は人間になってしまっているから、そうやって争うんだろう?
人間には、他種族の天敵が必要だ。その存在が有れば人間同士は団結できる。
単純で原始的なもの、文明の発展のせいで忘れてる。
・・・と、うちのサージェイドが嘆いてます。
世界が平和になればいいのにね。
毎日のように、争いや殺人事件の情報配信。当たり前になってきてるよね。
感覚が麻痺して、深層心理に罪悪感の希薄化が進んでない?
群れる種族だから、揺るがない絶対的な何がが必要なんだよ。頂点に立つ存在が。
それが脅威の敵であれば絶対悪の存在とし、人間は正義という大義をかざして結束できるんじゃないのか。
それが本物の神であれば、思想の違いによる抗争なんて起きないんじゃないのか。
必要なのは、神でも悪魔でもいいんだよ。善悪の判断も美醜の基準も、人間が決めているのだし。